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日々のつぶやきをつらつらと

In one of the stars I shall be living. In one of them I shall be laughing. And so it will be as if all the stars will be laughing when you look at the sky at night.

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呪縛からの解放

4


小学生の頃の女の担任の先生は、
良くも悪くも影響力のある人でした。

 

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田舎の、特に私が通っていた小さな小学校にしては優秀過ぎる先生で、
その訳としてはまぁ、いろいろプライベートであったようで。
だからこんな田舎の小学校に赴任してきた・・・な~んていう大人も多かったです。

でもそんなことは子供たちにはわからないわけで、
それでもこれまでいた先生たちとはちょっと違う雰囲気を感じてはいました。
期待に満ちて・・・というか?



それでも子供心にわかることがありました。
女性特有の癇癪持ち。
気分にムラがある。


でも当時の私たちはそんなことはわからなかったし、
もし分かったとしても子供の時分にはどうすることもできなかったし。



そんな担任の先生が、今思えば機嫌が悪い時だったのでしょう、
私が落としたものをすぐに拾わなかったり、
歩いている後ろ姿に用事を言いつけられ、すぐに行動をしなかったことを怒られることがありました。


これらの行動に関しては、私なりに一応理由がありまして。

ご存知の通り私はとにかく面倒くさがりの性格。今も2階に用事がある時に、
「何かもう一つ二階に用事ができた時に行こう」
と、2回行くところを1回で済まそうとするほどの面倒くさがり。

この性格は小学校の頃からで、例えば消しゴムを落としても、
「あとで教科書をしまうのに席を立った時に拾おう」
と、効率化を図って?いました。


それが先生にはとても、それはそれはとても気に入らなかったようで、かなりきつめに怒られました。人間性を否定するほどに。


後ろ姿に用事の話というのは、教卓にいる先生の所に何かを置きに行き、回れ右して戻って行ったのですが、その後ろ姿に用事を言いつけられました。


それが聞こえていたけれど、くるっと後ろを振り向いてすぐに戻ればよかったし、先生もそれを期待していたのでしょうが、私は
「あの席の角を曲がって戻ろう」
と考え、そのままスタスタ歩いていたのです。

今でもよくこういうことをします。
「この音が鳴り終わる前にこれをやってしまおう」とか、
「横断歩道の白線を踏み続けて渡りきろう」とか、そういうこと。


その時の私も、かくっかくっと曲がって先生のところに戻りたい気分だったんです。
今でもその時の気持ちをよく覚えています。

そういう考えは私の中に根本的にあるようで、車の運転をしていても同じ道を通って帰るのが嫌だったりします。

来た道とは違う道を通って帰りたい、衝動みたいなものでしょうか。

その時も、角を曲がって曲がって四角くなるような道を通って先生のところに戻りたいという強い衝動を抑えきれませんでした。


でももちろん先生はそんな気持ちは理解できないだろうし、
なにより、呼ばれてもすぐに振り向かない私に腹も立ったのでしょうね。

そりゃぁもうコテンパンに怒られました。
この時も人間性を否定されるような言い方で。


私にはこれらの記憶が、雪の女王のカイ少年の氷の破片のように突き刺さったままでここまできました。











そして今日、洗濯物を干している時、手からポロッとハンガーが落ちました。

その時の私の頭の中はこうです。

「落としちゃった。今すぐ拾わなきゃ。拾うのが当然。拾わない私が面倒くさがりでダメな人間。こういうのが私のダメなところなんだ」



この思考パターンはすでに私の頭の中に植え付けられてゆるぎないものになっているから、
それを違う角度から検証することが難しくなっている・・・
というよりも、それが間違っているとか間違っていないという以前の出来事となってしまっています。


しかし今回はなぜかフト、

「ん?どうして落としたものをすぐ拾わなきゃダメ人間なの?」

と頭の中から疑問を投げかけられたのです。


そこで私は考え、
「なぜならば、落としたものをすぐに拾わなかったり、呼んだのにすぐ戻ってこないと、それを言った人が不快になるから」
という答えを導き出しました。


そしてその答えによって、
「だとしたら、すぐに拾ったり呼んだらすぐに戻ってくるのは、誰かに言われた時だけでいいんじゃない?」
という新たな答えを導き出したのです。


さらには、
「それを一人でいる時にやらなくてもいいし、一人なのだからその行動を咎める人なんて誰もいないんだよ。
ましてや、それを【ダメ人間】なんて言う人は誰もいないんだから」
という答えも返ってきました。




あぁぁ。



こんな簡単なことに気づくまで私は40年という長い長い月日を要したのです。



見かけはがさつで強気、でも実際は繊細でナイーブでガラスの心臓。
誰かに強い言葉で否定されると、それが正論だと、間違っているのは自分なのだ思ってしまう性格。


多分、意外だけど私は根が真面目なのでしょうね。
だから相手の言う事を真面目に聞くし、それを真摯に受け止めてしまう。

真摯にもほどがあるけど。


自分の頭でものを考えられなくなり、誰かの言う事が一番正しいと思うようになってしまったのはいつの頃からだったのでしょうか。

そして、何があってそんな風になってしまったのか。

それはわかりません。


いずれにせよ、40年という長い呪縛から私は今朝、解き放たれました。
新しい朝です。おはよう、自分!







☆゜.+:。゜ 今日も読んでいただきありがとうございます ゜.+:。゜☆
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-4 Comments

says..."管理人のみ閲覧できます"
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2017.02.19 01:18 | | # [edit]
鍵コメ様 says...""
鍵コメさん、コメントをありがとうございます(^-^)
そして・・・カスタードレモンパイの話を覚えていてくださったなんて・・・!!
驚きと嬉しさでドキドキしています(笑)

残念ながら今回の話の先生はパイの先生とは別の先生なのです。
パイの先生は低学年の時、今回の先生は高学年の時の担任でした。
いずれにせよ、ど田舎の小学校なのでろくでもない先生ばかりでした(笑)

パイ先生は地元のお寺の住職の奥さん。
そういった背景や時代も含め、
「先生、先生」ともてはやされることに慣れている、要するに「昔の先生」。(という言い方は悪いかもしれないけれど)

高学年の時の担任は、高学歴・バツイチで、当時としてはいろいろな意味で注目されていました。
そしてこちらもパイ先生とはまた違う種類の「女の怖さ」があった人でした。


田舎の、そして昭和の先生だから、理不尽なことを言われたりされたり、時には暴力を受けたりしたけれど、
当時はそれが普通だったし、親も
「お前が悪いからだろ」
と言って取り合わないような時代でした。

でも今振り返ってみると、時代にしろなんにしろ、やっぱり大いに理不尽だったよなぁとやるせなくなります。


以前、うちの母が入院した際、母が廊下を歩いていたら、個室からパイ先生が出てきたのだそう。
パイ先生、とても驚いて、でも母に何て言ったと思います?

「このこと、誰にも言わないでね」
って口止めしたんです。しかもそのあと、「口止め料」?としてバッグをもってきたの!

その話を聞いた時、
「変な人だなぁ」
と思ったのですが、今回鍵コメさんがおっしゃってくれた「気の毒な人」という言葉にしっくりきました。


うちの母・・・そんなこと人に言わないよ(笑)
第一、東京から嫁いできた母のことを、当時地元の人は「よそ者」って言ってつまはじきしてたのだから。
だからパイ先生が入院してたことだけでなく、周りの人に余計な事なんて誰にも言うわけないんです。

でもそんなこともわからないような生き方をしてきたのでしょうね、きっと。

鍵コメさんが言ってくれたこの言葉で、また一つ私を縛っていたものから解放された気分です!
鍵コメさん、ありがとうね!
2017.02.20 08:41 | URL | #- [edit]
says..."管理人のみ閲覧できます"
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2017.02.22 21:01 | | # [edit]
鍵コメ様 says...""
鍵コメさんが感じ取った通り、2人の先生はタイプは違いますが、根っこは同じだと思います。
そこまで感じ取れた鍵コメさん、すごい!!
私のつたない文章から、私が言いたいことをちゃんとくみ取ってくれて嬉しいです(^-^)

私は常に一匹狼な気持ちでいるので、時々とても怖くなることがあります。
自分の考えていることは世の中の一般的な考えから離脱していて、
ひどく間違った人間なのじゃないか、と悲しくなることが多いのです。

でもこんな風に鍵コメさんに私の気持ちをすくい上げてもらえて本当に嬉しいです。
長くブログを続けていると、こんなご褒美があるんだな~と胸が熱くなります(体はどんどん厚みを増していますが)。

もしよろしければこれからも、こんな風に気づいたことをコメントいただけると嬉しいです!
「世の中と繋がれている」という気持ちになれるので…
2017.02.23 11:24 | URL | #- [edit]

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